かっぺ亭という新宿の思い出横丁にある串焼き屋に行ってみた

諸用で新宿にやってきたので、思い出横丁を歩いてみた。外国人観光客と思われる人たちが写真を撮っている姿がちらほら見受けられる。

思い出横丁には居酒屋などお店が81店舗もあるらしい。歩きながら店内を覗くと、平日だというのにどこもかしこも混んでいる。会社帰りのサラリーマンはもちろん、若い女性一人で飲んでいる姿も見える。飲んでいる人たちを見ていると飲みたくなるのが飲兵衛の性。軽く飲むことに決めて、なんとなく気になったこちらのお店に入ることにした。


「炭火 串焼 かっぺ亭」というお店。思い出横丁を北東の方向に抜けたところにあった。歌舞伎町方面へ向かう高架下からすぐの場所である。


串焼きは一本105円からとリーズナブルな感じ。さらに開店〜19時までは生ビールが半額の250円になるようだ。ちなみに今回は1階で飲んだのだが、落ち着いた2階席もあるらしい。


「English Menu OK!!」とのこと。

店内は入ってすぐカウンター席があり先客がちらほらいる。そこまで混んでいなかったので、隣にお客さんのいないカウンター席へ座った。


メニュー。「焼鳥とお料理 お品書き」と題された片面。串焼き、小粋なオツマミ、お刺身、焼き魚、かっぺのサラダ、かっぺの煮物、かっぺ亭のお惣菜、お食事もの、と色々あった。

優柔不断な私なので、左上の【オススメの串焼き】から「串焼の盛り合わせ 5本」を注文。オススメなら間違いないだろうという、浅はかな考え方である。


「お飲物メニュー」からは「瓶ビール(中ビン)」を頼んだ。


瓶ビールとキンキンに冷えた空のジョッキ、さらにお通しの小鉢が一緒にやってきた。ビールの泡の比率が多くなってうまく注げなかった。


お通しの小鉢はきんぴらごぼう。コーン、水菜、とびっ子が入っていてちょうどいいマヨネーズの味付け。優しい味でビールに合うので嬉しいお通し。


しばらくすると串焼の盛り合わせ がやってきた。左から、うずら玉子、しろ、鶏もも、ナンコツ、皮だと思われる。

左から二つ目の「しろ」はやや苦手な感じだった。個人的にホルモンがあまり得意ではないので仕方がないのかもしれない。それ以外はとても美味しく味わえた。横にある辛味噌で味を変えても美味しかった。


瓶ビールを飲み終えたので、メニューを見て気になった「梅酒入りハイボール(ジョッキ)」を頼んでみた。味はハイボールに梅酒の風味が足されたような感じで、普通のハイボールより飲みやすいと思った。

このくらいになるといい感じに酔っ払っている。


さらに「中落ちカルビ串塩焼き」も1本頼んでみた。「一日限定40本!!の贅沢さ」らしい。


しばらくすると「中落ちカルビ串塩焼き」がやってきた。一口食べるとやっぱり美味しい。豚肉や鶏肉にはない、牛肉特有の旨味。2本頼めばよかったかなと思いつつ、こちらにも辛味噌がついていたので味を変えつつ食べ終えた。


最後に日本酒の「二合徳利(燗)」を頼んだ。日も短く寒い日にはやっぱりこれだと思う。


いい感じに酔っているのでなみなみと注いでしまった。そして徳利を持った時に「アレ?」と思ったのだが、全く熱くない。ぬる燗といった程度。その点はちょっと残念だったかな。

周りのお客さんの入れ替わりなんかも感じながら日本酒を飲む。やっぱり外国の方が多いなといった印象。英語が聞き取れれば楽しいんだろうな。

そろそろ帰るかとレジへ向かい、店員さんがお会計をしてくれた。


なんだかんだで2時間くらい居座ってこのくらいなら納得。今度はどんなお店に入ってみようか、と悩むのもまた思い出横丁の楽しみ方なのかもしれない。

ごちそうさまでした。

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