一度食べたら病みつきに!登戸にある三集で唐ラーメンを食べた
登戸駅から歩いて数分のところにある「三集」というお店にやってきた。 営業時間は三集 - 向ヶ丘遊園/ラーメン [食べログ]によると、11:30~14:00、18:00~22:00らしい。定休日は不定休とのこと。日曜日も基本的に営業しているみたいなので、ほぼ毎日営業しているみたい。 看板には「定食」「ラーメン」の文字。店頭には定食やラーメンのメニューが張り出されている。ネットで調べたところによると「唐ラーメン」というラーメンがインパクト大のメニューらしく、気になったので訪問してみた次第である。 店内はログハウスのようなテーブル席が三つと、L字型のカウンター席。どこかのレビューに書いてあったけど、確かにファミリー向けの雰囲気ではないような気がした。一人飯、もしくは二~四人で飲みながらチャチャッと済ますようなタイプのお店かもしれない。個人的には、気さくそうなマスターとお話ししながら長居したい雰囲気だなとも思ったけれども。 冷蔵庫の上にはブラウン管のテレビが置いてあったりと、全体的にかなりの昭和感が漂っていた。全席喫煙可というのもなかなかの昭和感。今はどこに行っても「禁煙禁煙」でうるさいですからね。 手作り感のあるメニューを開くと、早速お目当ての「唐ラーメン」を発見。「一度食べたらやみつきに!!」の文字に期待感が高まる。注意書きには「お好みの辛さ選べます(1辛・2辛・3辛)」と書いてあったので、強気の「3辛」でお願いしました。 唐ラーメンと一緒に「瓶ビール」も注文。マスターがすぐに持ってきてくれた。 キンキンに冷えたグラスというのはいつ見てもいいものだ。アサヒスーパードライというのも個人的に好きな銘柄なので嬉しい。あまり見ないタイプの変わったテーブルだが、コテージのような雰囲気でいいかもしれない。 ビールをグラスに注いでいるとマスターが小鉢を出してくれた。瓶ビールに付いてくるものなのかサービスなのかはわからないが、ラーメンが出来るまで飽きさせてくれない、とても気の利いたお店のようだ。ビールの泡の比率に関しては突っ込まないでほしい。注ぎ方がいつまでたっても上手くならない。 小鉢はマカロニサラダ。個人的に大好物なので素直に嬉しい。 関係ないが、マカロニサラダに万能ねぎってよくあるパターンなのだろうか。今までの人生でマカロニサラダに万能ねぎが振りかけられていた記憶がない。マスターの出身が宮崎らしいので、地域によっての違いなのかな。 そんなどうでもよさそうなことを考えていたら、お目当ての「唐ラーメン(3辛)」がやってきました。 噂通り「インパクト大」である。これはスープと呼ぶべきか、あんかけと呼ぶべきか。その上には万能ねぎと少々のゴマがまぶされている。麺は確認できない。 おわかりいただけるだろうか。 これはスープではなく「あんかけ」と呼びたくなるほどの粘度。風味は「唐ラーメン」との名だけあって、唐辛子の美味しそうで辛そうな香りが漂ってくる。 スープ(あんかけ?)は唐辛子や豆板醤、タバスコも入っているかな、といった味。活字だけでは伝わらないだろうが、これが本当に美味しい。いわゆる「B級グルメ」といった感じなのかな。麺を食べる前に、このスープだけを食べて(飲んで?)しまっていた。 ちなみに辛さは一番辛い「3辛」で注文したのだが、そこまで辛いという印象はなかった。辛さよりも旨さが勝っている。 丼の底の方を穿ると中太麺が出てきた。スープの重みでなかなか上手く引っぱり出せないが、一度出てくると塊のようにズルッと現れる。この時点で麺とスープはほとんど絡んでいない状態だった。 麺を軽く解してスープと絡め合わせる。まあ、よく絡みまくる。例えるならば「カレーの比率が異常に高いカレーうどん」かな、とは言っても、カレーうどんのスープなんかよりも明らかに粘度が高いので「スープが服に飛んじゃった」みたいな事はなかなか無さそう。 ここまでくると麺を食べてるのかスープを食べてるのかよくわからない状態に。普通のラーメンの場合、麺を食べきったらスープを少し飲んで「ごちそうさま」なのだが、このラーメンの場合はスープを残すのが勿体ないような気分になる。 結果、スープの固形部分をほとんど食べ尽くす羽目に。 麺だけでなくスープも食べることになったので満腹度は相当高かったです。800円でこのインパクト、ボリュームなら文句なし。「辛くてインパクトのあるもの」が食べたい人にはもってこいのメニューだと思います。定食類なども豊富な様子だったので、近々再訪したいなと思いました。 あと自分が伺った時、マスターはややお疲れな様子なのにもかかわらず一人でテキパキと切り盛りしていました。あまりご無理をせず末永く営業してほしいものです。 ごちそうさまでした。 三集