天福楼という登戸にある中華料理屋で豚骨ラーメンと冷奴を食べた

登戸駅からほど近い場所で、異色な雰囲気を漂わせる「天福楼」という中華料理屋さん。


「天福楼」を「てんふくろう」と呼ぶのか「てんぷくろう」と呼ぶのか、あるいは中国語で発音するのか、どれが正しいのかは定かではない(私の中では)。中国語でどのように発音するのか知っている人がいたら、ぜひ教えて欲しいです。

店頭に置いてある立て看板。


お酒好きの目を引く「150円均一」と表記されたアルコール類。「ウーロンハイ」「レモンハイ」「水割り」「お湯割り」の4種類が、たった150円で飲めるらしい。どこかのレビューで「登戸の給水所」と呼ばれていたのには笑ってしまった。

黒板の方には、おすすめのメニューが書かれている。


立て看板の上に貼られた「美味しい豚ラーメン」というのも気になった。下には「The Earth」との表記。その下にもメッセージ性の高そうな英文が表記されている。

扉をくぐると、まず見えるのが階段。お店そのものは2階にありました。そして階段を登らずとも、店内から聞こえてくるお客さんたちの会話で賑わっているということがわかります。実際に、階段を登って店内を見渡すと「やはり」といった混みよう。

というか満席でした。

諦めようかと思ったタイミングで、テーブルを離れてお会計に向かうお客さんが見えたので、少し待つことに。店員さんからも「今、テーブルをご用意します」とのこと。

ビール、ハイボール。


サワー・酎ハイ、中国果実酒、ワイン、焼酎、ウイスキー、紹興酒、日本酒、ソフトドリンク。


ソフトドリンクよりも「150円均一」のアルコール類を頼んだ方が安いということに驚き。ちなみに、こちらの表記だと「レモンハイ」ではなく「レモンサワー」に。

店頭で気になった「美味しい豚ラーメン」と「ザ・プレミアムモルツ 生」を注文するが、美味しい豚ラーメンは売り切れらしい。それなら、と何を注文しようか迷っていると「お先にビールお持ちしますね」と店員さん。とても気が効く感じでいい雰囲気。


生ビールが来たタイミングで、店員さんに「味噌ラーメン」を注文した。

しばらくして、店員さんの方から「豚骨ラーメンの方がよかったですか?豚骨ラーメンなら用意できますけど」とのこと。どこまで気が効くんだ。それじゃ、とお言葉に甘えて豚骨ラーメンをお願いしました。


豚骨ラーメン。生ビールをちまちま飲んでいた数分の間に来ました。提供まで時間がかからないってのも素晴らしい。トッピングはメンマ、もやし、長ネギ、わかめ、チャーシュー。


いただきます。


麺は細麺でモチモチとした食感。濃厚なスープとよく絡み合ってとても美味しい。チャーシューがトロッとしていて、とても好みの味だった。


メニューを見て「冷奴」を追加で注文。飲み終えそうな生ビールの代わりに、例の「レモンサワー」もお願いしました。


すぐにレモンサワー。


レモンサワーは150円という破格なのにも関わらず、しっかりとカットレモンが入っている。企業努力。


追って冷奴も。小さい感じの豆腐かと思っていたが、とてもボリューミーな大きいサイズ。食べきれるか不安に。


冷奴は鰹節、葱、人参がまぶされていて、いい感じのタレが美味い。


まだまだラーメンが残っているじゃないか、と焦る。


なんとかラーメンを食べ終え、奥にある冷奴に怯える。


いつの間にかレモンサワーが空になっていたので、おかわりを注文。アルコールに関しては、すぐに処理できるので困る。


3杯目もレモンサワー。周りのお客さんたちも150円のレモンサワーやウーロンハイをおかわりしている様子が伺えた。やっぱりドリンクが安いというのは魅力的である。


冷奴もなんとか食べ終え、ひと息つく。

このお店は複数人で来れば色々なメニューを楽しめていいかもしれない。もちろん一人でというのもありだが、一品一品のボリュームが多いので、大食漢でない限りだいぶ満腹になってしまうと思った。

一人で訪れる際は、先にまとめて注文するのではなく量を見ながら追加で注文していくのがいいかもしれない。提供までの時間はそこまでかからなそうですし。定食もあったので、定食だけ食べて帰るというのもいいと思った。

ごちそうさまでした。