九州一番 登戸店で長浜ラーメンを食べながら瓶ビールを飲んだ
向ヶ丘遊園駅の北口から歩いて10分かからないくらいのところにある「九州一番 登戸店」にやってきた。食べログによると駅からの距離は546mあるらしいが、Googleマップで調べてみたら徒歩9分(750m)と出た。 ライトアップされていて見つけやすい。看板には「博多豚骨ラーメン 九州一番 KYUSYU 1-BAN」の文字。 お店の裏の方には専用の駐車場があった。大通り沿いにあるお店なので、車での訪問に向いていると思う。ラーメンを食べるだけなのに駐車場代を払うのも勿体無いですからね。 店舗自体は半地下の空間にあり、店内に入るには階段を下る必要があった。ラーメン屋ゆえの宿命か、階段や床がヌルヌルしているので滑って転ばないように注意した方が良さげである。 席はカウンター席とテーブル席が複数。一人の客はカウンター席へ、二人以上の客はテーブル席へ案内されるみたい。自分はもちろんカウンター席へ。 メニューは「明太子ラーメン」を筆頭に、博多豚骨をベースにした色々なラーメンがあった。他にも「九州こく味噌麺」「九州塩とんこつ麺」「長崎皿うどん」「長崎チャンポン」などもある。 オーソドックスなメニューであろう「長浜ラーメン」と「瓶ビール」を店員さんに注文した。麺の硬さを尋ねられるので「硬め」でお願いした。ちなみに長浜ラーメンは税込みで「724円」と細かい料金設定。よく見ると、他のメニューも消費税の関係で1円単位の金額になっていた。 卓上のニンニク。自分でニンニクの皮を剥いでクラッシャーですり潰すというタイプ。私はニンニクが大好きなのだが、次の日は人と会う予定があったので泣く泣く我慢した。 右に写っているのは、胡麻とホワイトペッパー。 他にもトッピングとして紅しょうが、辛子高菜が置いてあった。右側には餃子用と思われる醤油、お酢、ラー油などの調味料。一味唐辛子も置いてあった気がする。一番左に写っているのは、味の濃さを調整する用のラーメンダレだったと思う。 注文してからすぐに瓶ビールが来た。サントリーの「ザ・モルツ」で中瓶(500ml)。 ビールで喉を潤していると長浜ラーメンがやってきた。 トッピングはキクラゲ、のり、ねぎ、チャーシューの4つ。チャーシューはスープから半分顔を出していて、まるで日の出のようである(日の入りでもいいが)。 少し顔を近づけてみると豚骨スープのいい香りが漂ってくる。よく言われる「豚骨スープ特有の臭み」などは一切なかった。 いただきます。 麺は細麺。硬めでオーダーしたが、ちょうどいい感じに芯が残っていて歯ごたえもあり美味しい。チュルチュルっと啜れる麺。 少し食べてから紅しょうがを加えてみた。濃厚な豚骨スープに紅しょうがのスッキリさが合わさってより美味しくなる。 さらに辛子高菜も加えてみた。最初はスープに溶け出さないようレンゲの上に置いて、麺を頬張った後に箸で摘んで食べる。 この辛子高菜、なかなか辛い。クセになるような辛さである。思っていた以上に辛いので、辛いものが苦手な人は少しずつ食べるなど注意した方がいいかもしれない。 麺を食べ終えた後、まだ物足りない人の為に「替玉」というシステムがある。メニューにも書いてあったが「麺のみをおかわり」するシステムだ。 店員さんに声をかけ、替玉を硬めでお願いした。 すぐに厨房からタイマーの音がして、店員さんが近づいてくる。替玉が乗った器を揺らしてどんぶりの中に入れてくれる。替玉がどんぶりに入る時、スープが飛び散る可能性もあるので、気になる人はどんぶりを少し体から離した位置にズラしておいた方がいいかもしれない。 ビールを継ぎ足し、店内もそう混んでいないのでゆっくりと麺を啜る。 辛子高菜を追加。最初は真っ白だったスープも辛子高菜の色に近づきつつある。博多豚骨ラーメンを楽しむ醍醐味として、スープの色が人それぞれ異なる色に変わっていくというのも見逃せない。 替玉の麺も食べ終え、さらに替玉を注文しようか迷ったがビールでお腹も膨れたので止めておいた。 今回はここで飲み始めたが、どこかで飲んだ後の〆にちょうどいいお店だなと思った。駐車場もあって、テーブル席もあるので家族連れでも問題なさそう。豚骨スープにありがちな臭みも全く感じなかったので、老若男女におすすめできる味だと思う。ただし、辛子高菜はとても辛いのでお忘れなく。 ごちそうさまでした。 九州一番